自慢したくなる洗面台

細かなこだわりを随所に散りばめた、程よく個性的なリノベーションが完成しました！

元々の間取りに細かな変更を加えて、より暮らしやすく＆魅力的になるよう工夫しています。

中でも一番自慢できるのは、天板のタイルのかわいさに目を奪われる造作洗面台です。

元々は狭くて暗い脱衣室の中に洗面台がありましたが、間取りを変更して廊下に設けることに。

閉塞感がなく、オープンな洗面スペースに生まれ変わり、動線の途中にあることでとても便利になりました。

足場板という古材のラフな素材感と、真っ白な正方形のタイル、いびつで絶妙な色味がかわいい天板のタイル、真鍮（しんちゅう）のタオル掛け。

朝の身支度も帰宅時も、この洗面台があれば気分が上がって笑顔になれる気がします。

天井に設けたガラスの欄間（らんま）も、特別感のある空間作りのポイントとなっています。

全体的に温かみある木目の床ですが、LDKと繋がった洋室はあえて床材を張り分けています。

完全な個室にするのではなく、床材と腰高の間仕切り壁で区切って、多目的に使える部屋にしました。

ワークスペース、書斎、アトリエ、お子さまの遊び場、お昼寝スペースなど…ライフスタイルに合わせて活用できます◎

塗装壁の淡いイエローの色味が空間に優しい印象を与えてくれていますね。

キッチンは元々の場所から移動させず、食洗器やガラストップコンロなどの機能面を充実させました。

キッチン周りの壁は真っ白のタイル貼りにして、足場板のカウンターを設けることで、カフェのような空間に。

本物のタイルに見えるキッチンの床ですが、塩ビ素材のフロアタイルなので清掃性やメンテナンスもしやすいです。

ラフな木目がオシャレな建具（室内ドア）は、好きな色にDIYで塗装できる製品です。

廊下から見た木目の扉の統一感も素敵ですが、綺麗な色彩もしくは真っ白に塗装するのも素敵だと思います。

陽の光を廊下にいても感じられるように 、２つの洋室（約5.0帖と約4.6帖）にはチェッカーガラス、リビングドアは透明ガラスを選びました。

水廻りは使いやすさを考え、シンプルに。

他にも壁紙を張り分けた洋室（約5.0帖）の壁や、大容量のウォークインクローゼット、そして高層階の角部屋ならではの眺望も魅力的なお部屋です。

広々と明るいLDKの心地よさを、機会があればぜひ体感していただきたいなと思います。

FROM.デザイナー