和モダンなインテリアのポイントは?
こんにちは。スプリングJOURNALです。
4月とはいえ、まだ朝夕は寒い日も。羽織りものを新調したくて、つい、スマホでショッピングサイトをのぞいてしまいます。
さて、今回はインテリアのお話です。
どんな雰囲気のインテリアにするのか考えるのは、家づくりの楽しみのひとつ。好みのテイストを詳しく知っておくと、間取りや内装を考えるのに役立ちます。
今日は、最近人気のある「和モダン」を取り上げます。和モダンなインテリアの特徴や、和モダンにするポイントなど、詳しくご紹介します!
▼目次
・まとめ
和モダンなインテリアとは
「和モダン」とは、伝統的な和風のデザインに、スタイリッシュな現代風デザインを合わせたスタイルのことです。シンプルな中にも温かみのある雰囲気が特徴で、居心地のいい空間が実現します。
和風のデザインでは「障子」「畳」「襖」など、直線を多く使います。直線の多用はモダンインテリアの特徴でもあり、この2つはとても相性がいいインテリアテイストです。木や竹、和紙と言った自然素材を積極的に使う日本らしいデザインが、モダンテイストと組み合わさって、現代の暮らしにふさわしいおしゃれな雰囲気になります。
和モダンなインテリアにするポイント
和モダンなインテリアにするためには、いくつかのポイントがあります。気に入った方法を取り入れて、好みの和モダンテイストを実現しましょう。
木や竹、和紙など自然素材を取り入れる
施工事例:家族でくつろぐジャパンディスタイルのお家
フローリングに白い壁や天井を合わせたモダンな空間も、自然素材を多く使うと和モダンな雰囲気になります。特に、木や竹、和紙などは、和モダンと相性の良い素材です。
こちらの写真は、リビングとひと続きで使える和室です。障子や畳を使っていますが、障子は枠をグレージュにし、畳は竹のような樹脂素材を採用したことで、和モダンな雰囲気になっています。そのため、ジャパンディスタイルを取り入れた住まい全体のインテリアにも、うまくフィットしました。
格子や縦桟をポイントに使う
施工事例:ときめく新生活
障子で使われる格子や、細い部材がずらりと並んだ縦桟のデザインは、和風建築によく使われるモチーフです。この格子や縦桟をポイントとして取り入れると、フローリングの洋室でも和モダンな雰囲気になります。
こちらの事例は、リビングと洗面スペースの間に入れた室内窓に、格子のモチーフを採用しています。また、壁面に並べた無垢の柱も、和の雰囲気を演出。色味を押さえたシンプルな床や天井と合わせることで、おしゃれな和モダンテイストになっています。
直線を生かしてデザインする
施工事例:自由なひとり暮らし
モダンなインテリアの特徴のひとつは、直線を意識したデザインです。柱や窓、ドアなどの直線的なラインを強調すると、モダンな印象に仕上がります。
こちらの事例では、玄関とリビングの間に、細い柱を並べた間仕切りを設置しています。細い直線が、京都の町屋によく見られる格子窓のような雰囲気。ミニマムなステンレスのキッチンやモルタル風の床タイルのインテリアと合わせ、和モダンなインテリアに仕上がっています。
和と洋を程よくミックスする
施工事例:和の取入れ方
インテリアを和モダンな印象にまとめるのに大切なポイントは、和と洋をバランスよくミックスすることです。和風の要素が多すぎると古さが出てしまうので、アクセントとして「和の要素」を持ってくる程度に使うのが、程よいバランスでしょう。
こちらの事例では、障子やレトロなタイルなど和の要素を残しつつ、シナ合板を格子上に貼った天井やアイアン金物、杉の足場板などインダストリアルな要素もプラスしてリノベーション。おしゃれなバランスで、新鮮な和モダンインテリアが実現しました。
温かみのあるアースカラーを使う
施工事例:和のアクセント
インテリアで使う色味でも、印象が変わります。モダンインテリアでは、モノトーンなど無機質な色味が中心ですが、和モダンでは自然素材に由来するアースカラーを使います。白、アイボリー、明るいベージュなど淡い色味を合わせ、温かみのある和モダンインテリアを実現しましょう。
こちらの事例では、フローリングや格子窓には木本来の明るいベージュ、壁はシンプルなホワイトなどのアースカラーを組み合わせました。直線的でシャープなデザインを、アースカラーが柔らかい印象にしてくれます。
まとめ
シャープな印象のあるモダンインテリアに、和風建築の要素を融合させたのが「和モダン」スタイルです。
温かみのある自然素材を使う、格子など和のデザインを使う、アースカラーを使うなど、いくつかのポイントを押さえると、おしゃれな和モダンインテリアが実現します。
このアイデアを参考に、自分好みの和モダン空間を実現しましょう。
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