実例で見る、和室のリノベーションアイデア
こんにちは。スプリングJOURNALです。
少しずつ季節も春めいてきて、河津桜の開花情報を耳にする季節になってきました。
お花見、今年も楽しみです。
さて今日は、和室のリノベーションをテーマにお伝えします。
リノベーションの際、和室をどうするかは、お客様によって違います。
和室をそのまま残したい方、和室は使わないので洋室にしたいなど、ライフスタイルに合わせて使いやすくしていきます。
せっかくのリノベーションなら、より使いやすくおしゃれにしたいもの。
そこで今日は、実例を見ながら、和室をおしゃれにリノベーションするポイントをお伝えします!
▼目次
・まとめ
和室のリノベーションは2パターン
和室のリノベーションには、次の2つの方向性があります。
・和室を和室のままきれいにする
・和室を洋室にリノベーションする
和室をそのまま残したい、畳のあるお部屋として使いたい場合には、和室のままリノベーションします。この場合は、畳や障子を新しくするシンプルなリノベーションが中心です。
スプリノベで多い事例は、和室を洋室にリノベーションするパターンです。
そもそも、元の内装を丸ごと取り替える「スケルトンリノベーション」では、間取りすら変わってしまうため、和室の要素はほとんど残りません。
部屋の間取りを残してリノベーションする場合は、
- 床を畳からフローリングに変更
- 障子や襖は洋室向けの扉に変更
- 天井に新たにクロスを貼ったりコンクリートの躯体を見せたりする
といった方法で、対応していきます。
どちらのパターンを選ぶのかは、部屋の使い方やライフスタイルから検討しましょう。
実例で見る、和室のリノベーションアイデア
それでは早速、これまで手がけた事例から、和室をおしゃれにリノベーションするアイデアをご紹介します。
フチなしの畳を採用する
こちらは既存の和室をそのまま生かしつつ、畳を「フチなし」タイプに変更した事例です。
障子や長押(壁面の天井から少し下がった位置にぐるりとついている、細長い部材)といった和の要素は残っているものの、フチなし畳になるだけで、室内がすっきりとモダンな印象になります。
さらに壁や天井を白いクロスでまとめたため、より和風の印象が少なくなっており、住戸全体の洋風の雰囲気に、違和感なくフィットしています。
押し入れをクローゼットにする
施工事例:暮らしを際立たせるグレーの住まい
こちらも、和室を和室としてリノベーションした事例です。
フチなし畳の正方形タイプを採用し、さらに押し入れをクローゼットにしたことで、和の要素がへり、モダンなお部屋に生まれ変わっています。また、壁や天井を他の部屋と同様にグレーにしたことも、効果を発揮しています。
既存の障子が残っていても、収納や色の選び方で、ここまでモダンな和室にすることができます。
リビングとひと続きのフローリングを貼る
施工事例:家族目線
こちらは、もとの和室を洋室にリノベーションした事例です。
奥に見えるお部屋は、もともと和室でした。間仕切り壁の位置は変わっていませんが、隣のリビングから続けてフローリングを貼り、同じ空間として使えるように仕上げています。
押し入れはクローゼットに変更され、壁や天井もクロスで仕上げているので、和室だったことはほとんど分かりません。
間取り変更をしなくても、リビングとの一体感を重視する内装仕上げで、使いやすい洋室にすることができます。
スケルトンリノベーションで洋室に変更
施工事例:経年変化の味わいを楽しむ
既存マンションの室内にあった間仕切り壁を、大胆に取り払ってリノベーションする場合は、和室だったことが全く分からなくなります。
こちらの事例では、2つの部屋を1つに統合してLDKにしました。手前のダイニングスペースが和室だったところですが、床や壁、天井の仕上げを変えたことでその痕跡は全くうかがえません。
このように、いったん構造の状態まで解体するリノベーションなら、イメージ通りの間取りに近づけやすくなります。
まとめ
和室のリノベーションアイデア、いかがでしたか?
和室をそのまま和室として使う場合も、畳やふすまを取り払って洋室にする場合も、デザインの工夫でより魅力的な空間にすることができます。
ライフスタイルに合った使い方で、おしゃれな住まいとなるように、一緒に検討していきましょう。
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