今、リノベーションが人気！その理由とは？
こんにちは。スプリングJOURNALです。
今年も残すところあと1ヶ月を切りましたね！
あっという間の一年、悔いなく過ごしたいですね。
さて「マイホームを購入するなら新築」というのが、ひと昔前までは当たり前でしたが、今では「中古物件を購入してリノベーション」という選択をする人が増えてきています。
特に近年は、リモートワークによっておうち時間が長くなったため、住空間を整えたいと考えている人も多いですよね。
とはいえ、“リノベーション”という言葉は知っていても、「具体的にはどんなことをするの？」「なぜリノベーションが人気なの？」と気になることばかり！
そんな人のために、今リノベーションが人気の理由やリノベーションの基礎知識などをお話していきます！
▼目次
・まとめ
そもそもリノベーションとは？リフォームとどう違うの？
“リノベーション”とよく似た言葉に、“リフォーム”があります。
この2つは、どのように違うのでしょうか？
まずリフォームは、壊れたものや老朽化したものを元に近い状態に戻すことで、簡単に言えば「原状回復」です。具体的には、老朽化したキッチンや浴室などの設備を新しいものに交換することなどを指します。
これに対して、リノベーションは工事をすることによって、より性能を向上させたり、価値を高めたりすることを言います。
また、比較的工事の規模が大きいのも特徴。
具体的には、ライフスタイルに合わせて間取りを変更したり、空間を自分好みのデザインにしたりすることを指します。
施工事例：間取りを変えないフルリノベ
リノベーションが人気の理由
リノベーションが注目されているのには、様々な要因があります。人気の理由を見ていきましょう！
新築よりも安価で選択肢が多い
リノベーションの最大のメリットといえば、やはりコスト面！
一般的に、新築に比べて費用を抑えることができます。
そのため、新築では予算オーバーだった駅近や中心部などの立地のよいエリアも、選択肢として選ぶことができるのです。
自由度が高く、自分たちらしい住まいが叶う
自分たちのライフスタイルや好みに合わせて、間取りやデザインを自由に生まれ変わらせることができるのもメリット。
コストを抑えながら、理想の暮らしを叶えることができます。
サステナブルな観点からも注目されている
少子高齢化が進んで人口が減少しているため、空き家問題が深刻化しています。これらを建て替えるとなると、解体時に多くの建材が廃棄され、新たな建材が必要に…。
中古住宅をリノベーションするということは、今あるものを大切に使うというということ。今注目のサステナブル（持続可能）な住まいと言えます。
後悔しない！物件選びのポイント
「リノベーションは物件選びで９割が決まる」と言われることがあるほど、物件選びが重要なのです！
コストを考えて選ぶと、築20年以上の物件も候補に挙がってくることもあると思います。
そこで確認しておきたいのが、耐震強度が一定の基準を満たしているかどうかということ。
耐震基準には「新耐震基準」と「旧耐震基準」があり、1981年に耐震基準が改定されました。そのため、それ以前に確認申請を受けた建物は、現在の「新耐震基準」を満たしていない可能性があるので注意が必要です。
またマンションであれば、管理が行き届いているかどうかも大切！
共有部分の管理や修繕は管理組合の役割なので、エントランスや外壁、駐車場などのメンテナンスが行き届いているか、壊れたまま放置されていないかをチェックしておきましょう。
また修繕履歴や今後の長期修繕計画も確認しておきたいものです。
施工事例：ベーシックな3LDK
リノベーションをする際の注意点とは？
中古物件のリノベーションを進めていく際、気をつけておきたい点もあります。
上でリノベーションは自由度が高いとお伝えしましたが、物件の構造によっては制約があるということは覚えておきましょう。
例えば、建物の構造を支えている柱や壁・梁は移動することができなかったり、マンションの場合は玄関ドアや窓のサッシ、バルコニーなどの共有部分を勝手に変更したりすることはできません。
また、リノベーションでよく聞く失敗として、「物件購入にお金をかけすぎてリノベーションの費用が足りなくなってしまった…」というケース。中古物件の購入費用に加えてリノベーション費用もかかるため、両方のバランスを考えて、慎重に資金計画を立てる必要があります。
施工事例：空間の繋がりと素材のバランス
まとめ
新築よりもリーズナブルに理想の住まいが手に入ると、いま人気のリノベーション。
これからも、どんどん注目が集まっていくことが予想されます。後悔しないためのポイントや注意点を把握したうえで、自分たちのライフスタイルに合った快適なマイホームを実現したいですね。
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