躯体現しで、リノベーションをもっとおしゃれに
こんにちは。スプリングJOURNALです。
9月も最後の週にですね!
最近、時間があっという間に過ぎるような気がします。。。
さて、今日のテーマはリノベーションならではのインテリアです。
マンションのリノベーションでは、年月を経た建物のだからできるデザインがあります。
そのひとつが「躯体現し」仕上げです。
コンクリートの柱や天井に壁紙などを貼らず、構造をそのまま見せたデザインは、リノベマンションらしい魅力がありますね。
今日は、そんな躯体現しの事例を集め、魅力や導入するときの注意点をお伝えします!
▼目次
・まとめ
躯体現し仕上げとは?
施工事例:ペットと過ごす穏やかな暮らし
躯体の現し仕上げとは、コンクリートの構造が見えるようにした内装デザインのことです。
本来は壁紙の下や天井材の奥にあって見えないものなので、表面に凹凸があったり、色にムラがあったりします。少し荒っぽい素材感が新築にはない味わいで、上手に活用するとインテリアにおしゃれなアクセントを加えてくれます。
躯体現しにした実例
躯体現しの仕上げにも、色々なバリエーションがあります。スプリノベの実例を見ながら、おしゃれに見せるポイントをご紹介します。
天井の一部を躯体現しにして、天井を高く
こちらは、LDKの一部の天井を躯体現しにした事例です。
もとの天井をはがすと、高い天井が出現。広々とした空間になっています。
反対に、ダイニング側の天井は解体してみると予想より低かったため、シナ合板仕上げに変更。落ち着いた空間にまとめました。
梁だけを躯体現しにして、インテリアのアクセントに
施工事例:ペットと過ごす穏やかな暮らし
こちらの事例では、壁から梁を躯体現しにしています。
外壁に面した部分を現しにすると、断熱材がなく夏の暑さや冬の暑さがダイレクトに室内に影響してしまいます。そこで間仕切り壁の躯体だけを現しに。
室内の環境は快適に保ちつつ、躯体をおしゃれなアクセントに出来ました。
躯体を塗装して、清潔感のあるインテリアに
施工事例:小さなおうち
こちらの事例では、躯体現しにした天井や梁に「白い塗装」を施しています。
解体してみると、躯体表面が思ったより傷んでいたり汚れていたりすることがあります。そのままで仕上げるには抵抗があると感じたら、塗装をしてしまうのもよく使うアイデアです。コンクリートの質感は残しつつ、清潔感のあるイメージでインテリアになじみます。
躯体現しの魅力
リノベらしい躯体現しの仕上げには、次の3つの魅力があります。
リノベーションらしいデザイン性がある
中古マンションの構造体には、築年数を経た味わいがあります。少しくすんだ色や、以前貼っていた壁紙をはがした跡が、思いもよらないアクセントになることも。
こういったおしゃれさは、リノベーションだから採用できるメリットです。
施工事例:植物と心地よく
費用を抑えられる
躯体をそのまま見せているので、壁紙や天井板などの仕上げ材を使用しません。その分、コストをカットできるのがメリットです。
躯体の状態によっては仕上げ処理が必要で、その費用がかかるケースもあります。
天井を高くできることもある
天井裏に余裕がある物件では、天井板をはらないことで、天井を高くできることがあります。天井が高いと、開放感のある広々とした空間に。ちょっと狭いかも?と思う場合には、躯体現しはおすすめです。
施工事例:色使いで遊ぼう
躯体現しにする時の注意点
躯体現しを採用する場合は、知っておきたい注意点があります。また、物件によって躯体現しができないケースもあることも知っておきましょう。
解体するまで躯体の状態が分からない
工事を始めるまで、構造体の状態を確認することができません。壁紙や天井をはがしてみたら、思ったより劣化が進んでいたり天井が低かったりして、躯体現しにできないこともあります。
そんな場合は、躯体の一部だけを現しにしてアクセントにしたり、塗装やモルタルの仕上げ材できれいにし質感だけを楽しんだりする方法があります。
施工事例:理想のワンルーム
白い塗装で、コンクリートの質感だけを活用した事例
外壁に面した部分は躯体現しがおすすめできない
構造をそのまま見せるため、断熱材を入れることができません。そのため、外壁に面した部分と躯体現しにすると、屋外の寒さや暑さの影響が大きくなってしまいます。
エアコンをどれだけ稼働しても効きが悪く、住み心地がよくないケースも出てきます。
角部屋や最上階のお部屋では、躯体現しは慎重に検討しましょう。
施工事例:アンティークが似合う家
屋外に面した壁は通常の仕上げにし、天井や梁を躯体現しにして塗装した事例
アクセント的に取り入れるとおしゃれ
リノベーションらしい魅力のある躯体現しですが、家中の天井や壁に採用してしまうと、倉庫のようになってしまい、落ち着かないかもしれません。
そこでおすすめしているのは、天井や梁の一部を躯体現しにするアクセント的な使い方です。
通常の壁や天井と組み合わせると、より躯体のデザイン性が強調されておしゃれになります。
施工事例:自由な間取り
経年変化がかっこいい梁だけを躯体現しにし、アクセントとして活用
まとめ
経年変化が感じられる躯体をそのまま仕上げに使う「躯体現し」は、リノベーションマンションだから採用できるおしゃれなインテリアテクニックです。
おしゃれに活用するポイントは、清潔感と部分使いです。事例を参考にしながら、うまく取り入れてみてくださいね!
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