リノベーション向き中古マンションを選ぶときのポイントとは?
こんにちは。スプリングJOURNALです。
お盆休みは、家づくりの相談をするのにちょうど良い機会!
家族やご夫婦で、話し合いが進んだ方もいらっしゃるかもしれないですね。
さて、今日はそんな家づくりに役立つ物件探しをテーマにお送りします。
予算内で理想のマイホームを手に入れたいと考えたとき、中古マンションを購入してリノベーションをしたいと思う人も多いのではないでしょうか。
そのため、中古物件の需要も高まっているようです。
とはいえ、中古物件をどのように探せばいいのか、どんな物件を選べばいいのかなど、わからないことだらけですよね。
ここでは、マンションリノベーションの第一歩とも言える、中古マンションの選び方や注意点などをご紹介していきます!
▼目次
・まとめ
成功のカギを握るのは“物件選び”!?
「リノベーションは物件選びで9割が決まる」と言われることがあるほど、物件探しが重要!
またリノベーションを目的とした物件選びの場合は、新築マンションを探すのとは異なり、リノベーションに適しているかどうかという点をきちんと確認することが必要です。
では、リノベーションに適している中古マンションとは、どんな物件なのでしょうか?
施工事例:自由な間取り
リノベ向き中古マンションの5つのチェックポイント
さっそく、リノベ向き中古マンションを選ぶ際にチェックしたいポイントを見ていきましょう!
1.自由度の高い構造かどうか
マンションの構造には、大きく分けて2種類あります。
柱や梁で建物を支える「ラーメン構造」と、壁で建物を支える「壁式構造」です。
「ラーメン構造」は建物構造に影響しない壁であれば取り外しや移動ができるので、比較的間取り変更の自由度が高く、リノベーション向きと言えます。
反対に「壁式構造」の壁は基本的に撤去することが難しいため、間取りが壁の位置に左右され、自由度は低くなってしまいます。
施工事例:共働き夫婦のための時短と癒しのインテリア
ラーメン構造の間取り図面。お部屋の四隅にある大きな「柱」は動かせませんが、室内の間仕切り壁はおおむね動かせます。
2.耐震強度は一定の基準を満たしている?
中古マンションの購入を検討する際に気になるのが、耐震性。
1981年に耐震基準が改定されたため、それ以前に建てられた物件は現在の「新耐震基準」を満たしていない、「旧耐震基準」である可能性があります。
旧耐震時代のマンションでも、新耐震基準をクリアする耐震性が認められていたり、耐震改修・耐震補強が行われていたりする物件もあるので、管理会社や管理組合に必ず確認しましょう。
また建物の耐震性だけでなく、地盤の強度もチェックしておくと安心ですよ。
3.管理規約を確認しよう
マンションには住民の財産を守り、快適に過ごせる環境をつくるための「管理規約」が定められています。
リノベーションについてもルールを決めているところがほとんどで、構造上はリノベーションが可能でも管理規約によって変更できない…ということも!
例えば、床材のフローリングへの変更や、水回り設備の移動などを禁止しているケースがあります。
管理規定によって好みの建材を使用できなかったり、希望のデザインや間取りが実現できなかったりすることもあるため、物件を購入する前に必ず管理規約を確認しましょう。
施工事例:空間の繋がりと素材のバランス
4.管理が行き届いているかどうか
意外と見落としがちなのが、マンションの管理状態です。
共有部分の管理や修繕は管理組合の役割。
これから長く住んでいく場所だからこそ、しっかりと管理されたマンションを選びたいですよね。
そのため、エントランスや集合ポスト、植裁などの掃除やメンテンナスがきちんと行き届いているか、外壁や駐車場などに壊れたまま放置されている箇所はないかなどをチェックしましょう。
また修繕履歴や今後の長期修繕計画も確認しておきたいものです。
5.リフォーム前物件orリフォーム済み物件
中古物件には、リフォームやリノベーションをしてから販売しているケースも。
当然、その費用は物件価格に含まれていますから、リノベーションを前提で購入するのであればもったいないですよね。
リフォーム前の物件の方が予算を抑えられるのでおすすめです。
リノベ済み物件情報:名古屋市千種区 チサンマンション池下
スプリノベでも、リノベーション済み物件を扱っています。
「物件情報」のページをチェックしてみてくださいね!
マンションリノベの注意点
中古マンションを購入する際や、マンションリノベを行う際には、今からご紹介する点にも気を付けましょう。
変更できる部分・できない部分がある
マンションには専有部分と共有部分があり、リノベーションができるのは専有部分だけ。
ここで注意したいのが、エントランスやエレベーター、廊下だけでなく、玄関ドアや窓、ベランダ・バルコニーなども共有部分にあたるということです。
勝手に変更することはできないので、覚えておきましょう。
予算配分はしっかりと
中古マンションを購入してリノベーションをする場合、当然ながら中古マンションの購入費用に加えてリノベーション費用もかかります。
物件購入にお金をかけすぎてリノベーションの費用が足りなくなってしまった…という失敗談を聞くことも珍しくありません。
両方のバランスを考えて、慎重に資金計画を立てる必要があります。
スケジュールに余裕をもって計画を
リノベーションに適した物件を選ぶためにはチェックするポイントがたくさんあるため、なかなか理想の物件に出会えないことも…。
また物件が決まった後には、リノベーションの設計&工事が待っています。
工事内容にもよりますが、引き渡しまでに数か月~半年くらいはみておきましょう。
そのため、時間に余裕をもってスケジュールを立てることが大切です。
施工事例:色使いで遊ぼう
まとめ
予算内で理想のマイホームを手に入れることが可能になる、中古マンションリノベーション。
ですが、物件選びの際にはチェックするべきポイントがたくさんあったり、素人ではわからない専門的な知識や経験が問われたりすることがあります。
専門業者の力を借りることも検討しながら計画を進めていきたいですね。
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