ウォークインクローゼットの収納レイアウトは4パターン!使い勝手と広さで選ぼう
こんにちは。スプリングJOURNALです。
先日名古屋市の東別院でやっているアンティークマーケットに行ってきました。
生憎の雨でしたが「スプリノベのあのお部屋に合いそう」と楽しみました♪
そういったイベントでこれから使いたい家具を探してみるのもおすすめです!
さて、主寝室の収納には、ウォークインクローゼットを取り入れることが一般的になってきました。
扉を閉めればスッキリして見えるので、使いやすい収納ですね。
ウォークインクローゼットには、Ⅰ型、L型などいくつかの基本レイアウトがあります。
使い勝手よく設計するには、収納する量や取れるスペースを検討しながら、ちょうど良いレイアウトを選ぶのがコツです。
今日は、そんなウォークインクローゼットの収納レイアウトについてお話ししますね。
▼ 目次
・ウォークインクローゼットの収納レイアウトは4タイプ
・4つの基本レイアウトごとの特徴
・おすすめの通路幅
・まとめ
ウォークインクローゼットの収納レイアウトは4タイプ
ウォークインクローゼットの収納には、次の図のように4つの基本レイアウトがあります。
コンパクトなスペースにおさまる「Ⅰ型」から、収納量の多い「コの字型」まで、どれもよく見るレイアウトではないでしょうか?
使い分けるポイントは、収納量、必要な最低限の広さ、使い勝手などです。
早速、それぞれの特徴をご紹介しますね。
4つの基本レイアウトごとの特徴
収納レイアウトによって、使い勝手や収納量はどのように違うのでしょうか。順に見ていきましょう。
Ⅰ型
「Ⅰ型」は、片方の壁面のみに収納スペースを設けたレイアウトです。
棚の奥行き40cm、通路幅60cmとすると、最低限の広さは幅100cmとなります。1畳より少し小さいくらいの幅なので、省スペースですね。
L型と共に、最もコンパクトに作れるレイアウトと言えます。
収納量を増やすには、ハンガーパイプに収納棚を組み合わせる方法がおすすめです。コストを抑えるなら、下に引き出し式の収納ボックスを積んでもいいですね。
Ⅱ型
「Ⅱ型」は、クローゼット内部の両方に収納スペースを設けたレイアウトです。
収納スペースが40cmずつ、通路部分が70cmとすると、最低限必要な幅は150cm程度です。ちょうど2畳くらいの広さですね。
収納スペースが左右にあると、大人と子供で用途を分ける、片方をハンガーパイプ、片方を収納棚にするなどの使い分けがしやすくなります。
通路の幅が狭いと、収納した物を探す時に圧迫感を感じてしまうので、できるだけゆとりのある設計がおすすめです。
L型
「L型」は、収納スペースがL字になるようにしたレイアウトです。
Ⅰ型では通路の一番奥がデットスペースとなってしまうこともありますが、棚を設けてL字にすると効率よく収納することができます。
Ⅰ型と同じく幅100cm程度あれば作れるので、スペースに余裕がない場合に採用されることが多いですね。また、長辺の長さがあまり取れない場合にも、L字は効果的。少し幅を広げるだけで、余裕のある収納にすることができます。
収納量を増やすポイントは、コーナー部分の使い方です。ハンガーパイプが重なると衣類がかけにくいので、片方は収納棚のみにしたり、あまり使わないアイテムを収納したりするなど工夫してみましょう。
コの字型
「コの字型」は、Ⅱ型のレイアウトの奥に棚を設け、コの字の形にしたレイアウトです。
同じ幅なら、Ⅱ型よりも収納量はアップ。最も収納量が多いレイアウトですね。
Ⅱ型よりも通路の幅を広く取った方が、奥の収納スペースが広がり使いやすくなります。
また、L字と同様に、コーナー部分の収納の仕方がポイント。あまり使わないものや季節のもの、大きなサイズのものを収納するのがコツです。
おすすめの通路幅
中に人が入って、物を出し入れできるのがウォークインクローゼットの特徴です。使い勝手を左右するのは、中心の通路部分の幅です。
最小スペースは、60cm程度。同時に使うのはひとりだけで、ハンガーパイプにかけた物を取るなら問題ありません。ただ、少しゆとりがあれば、70cmあるとゆったりと使えます。
中で着替えをしたいのなら、通路幅は100〜120cm程度ほしいですね。収納棚の奥行きを40cmとすると、合計140cm〜160cmの幅となります。2畳ほどの収納スペースが取れるなら、実現可能なサイズです。
ハンガーパイプに引き出し式の収納を合わせるのなら、通路幅は90cm〜100cm程度みておきましょう。しゃがんで引き出しを引いて中を確認するなら、これくらいの広さが必要です。
また、ファミリークローゼットとして使う予定で、同時にふたり入るなら、通路幅150cmは欲しいですね。かなりゆとりのある幅ですが、すれ違ったり着替えたりしてもストレスを感じにくい幅です。
まとめ
たっぷり収納できて外からは見えにくいウォークインクローゼットは、とても使い勝手の良い収納です。
同時に使用する人数や、中で着替えるかどうか、どれくらいの量を収納したいかなど、ライフスタイルにあった収納レイアウトを選ぶと、
満足度の高いウォークインクローゼットになります。
基本の4つのレイアウトから、暮らし方に合う物を選んで新居に採用しましょう!