意外と見落としがちなコンセントの位置
こんにちは。スプリングJOURNALです。
さて、今日は「コンセントの位置」についてお伝えします。
コンセントの位置は、みなさん悩まれるポイントのひとつ。
後から増やすこともできなくはないですが、コストも手間もかかるので、後悔しないようしっかり計画したいですよね。
でも、コンセント計画って打合せでもかなり後半のタイミングになるので、お客様もお疲れになってしまいおまかせになりがちなんです…。
そうならないよう今回は、後悔しないためのポイントや見落としがちなコンセントの位置をお伝えします!
目次
・コンセントの位置で後悔しないために
・意外と見落としがちなコンセントの位置3つ!
・まとめ
コンセントの位置で後悔しないために
「コンセントの位置って、提案してもらえるんじゃないの?」
そう思われた方もいらっしゃいますよね。
もちろん、基本的なコンセントの位置はほとんど私たちが提案します。
でも、コンセントの数や位置はライフスタイルやもっている電化製品によって、けっこう差が出やすいところでもあるんです。
だから、お客様にも新しいおうちでの暮らしを具体的にイメージして教えてほしいんですよね。
「キッチンではどんな家電を使う?」
「スマホはどこで充電しよう?」
こんなふうに間取り図を見ながら、想像してみてください。
そうすれば、後悔しないコンセント計画ができあがります。
そうは言っても、全部のコンセントをもれなくイメージするのは難しいこと。
そこで、これまでの打合せで感じた「見落としがちなコンセントの位置」や「あったら便利なコンセントの位置」を3つ紹介します。
これからコンセント計画に進む方はぜひチェックしてくださいね。
意外と見落としがちなコンセントの位置3つ!
これまでの打合せで多かったコンセントの位置を、3つに絞ってお伝えします。
1.キッチン
電子レンジや炊飯器など、意外と電化製品が多いのがキッチン。
使う・使わないがご家庭によってはっきり分かれる場所だけに、つけ忘れが出やすく、後悔ポイントにあげる方も多いです。
見落としがちなのは、使うときだけコンセントに挿す調理家電。
・ミキサー
・ハンドブレンダー
・コーヒーミル
・スマホやタブレット
これだけでも、意外と数がありますよね。
キッチンでレシピを見たり、音楽を聞いたりしたいというご希望は、少し前まではあまりなかったこと。
忘れずにコンセントを確保しましょう。
また、これらのコンセントをキッチンのどこに配置するかもポイントです。
対面式のキッチンなら、背面のカップボード側につけられます。
でも、シンクやコンロのあるシステムキッチン本体につけたい場合は、注意が必要です。
天板がフラットなアイランド型や対面カウンターの立ち上がり部分がない場合は、コンセントをつけられるメーカーが限られています。
画像引用:トクラス ハイバックカウンターコンセント
(https://www.toclas.co.jp/kitchen/kurashi/idea/018/)
オプションでカウンター立ち上がり部分にコンセントがつけられるタイプ。
トクラスは1口コンセントのみです。
画像引用:パナソニック ラクシーナ
(https://sumai.panasonic.jp/kitchen/concept/detail.php?id=Plug)
対面式だけでなく、天板がフラットでも、手元に2口つけられるタイプ。
標準でついているシリーズもあります。
使い勝手に大きく影響するので、キッチンメーカー選びの時に、忘れずにチェックしてみましょう。
いずれにせよキッチンの場合は、調理家電だけでコンセントが埋まってしまわないよう少し多めをイメージしておくと安心です。
2.収納の内部
最近は充電式の家電がとても増えています。
そこでお伺いするのが、「充電式の電化製品を使うかどうか」です。
専用の充電場所を収納の中に確保しておけば、使いたい時にすぐ使えてとても便利ですよ。
使われるかどうかよく聞くのが次の電化製品。
■洗面台収納
・電気シェーバー(ひげそり)
・電動歯ブラシ
■リビング収納
・コードレスクリーナー(掃除機)
・ロボット掃除機(ルンバやブラーバ)
■シューズクローゼット
・電動自転車
・DIY用の工具
・靴の乾燥機
既製品の洗面台だけでは、コンセントの数が少ないこともあります。
すぐ近くの壁などにコンセントを計画しておくと安心です。
また、充電式の掃除機は、収納の中で立てたまま充電できると、見た目もすっきりしますよね。
2階廊下の収納に、提案することもよくあります。
特に、ルンバを使う方は、「ルンバ基地」とも言われる専用のステーションを作っておくと、勝手に収納の中に帰ってくれて、便利です。
電動自転車の充電器も忘れられがちです。
けっこう重いので玄関入ってすぐのシューズクローゼットにあれば、毎日の暮らしが楽になります。
3.スマホ、タブレットの充電スポット
ここ数年の設計で、話題にあがることが増えたのが、スマホやタブレットの充電スポットです。
少し前までは、寝室のベッドで充電できればOKでした。
でも、今は充電したまま使うスタイルも一般的になってきましたよね。
しかも、お子さんも含めみんなが1台ずつ使うように。
ひとりひとりがストレスなく充電できるように、次のような場所に充電スポットがあると便利です。
リビングのソファーの近く
ソファーの背中に隠れてしまわないよう、脇にコンセントをつけましょう。
床面にコンセントを計画するアイデアも意外と便利です。
キッチンカウンター
対面キッチンのリビング側につけることが多い、キッチンカウンター。
レシピを見るためにスマホを置いたり、パソコンを使ったりするスペースにも活躍しますね。
スタディカウンター
自治体にもよりますが、小学生、中学生はタブレット端末が配られ、宿題もタブレットで提出する学校が増えています。
小さいうちはリビングで宿題することも多いですから、充電スポットを計画してあればストレスなく暮らせますね。
寝室のベッドまわり
眠る前にスマホを見たり、スマホを目覚ましアラームとして使ったりしている方も多いですよね。
ベッドサイドのコンセントは全ての寝室にあると便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コンセントの位置で後悔しないためには、どれだけ具体的に、新しいおうちでの暮らしをイメージできるか、にかかっていると思います。
間取り図を見ながら、1日の過ごし方をシミュレーションしてみてください。
一緒に、後悔のないコンセント計画を作っていきましょう。
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