夫婦の2人暮らし(DINKs)のためのお部屋の探し方とは?
こんにちは。スプリングJOURNALです。
DINKs(ディンクス)という言葉をご存知でしょうか?
DINKsとは、「Double Income No Kids」の頭文字を並べたもので、共働きで意識的に子供を作らない、持たない夫婦やその生活観をさします。
今までの家族はこうあるべきという姿にとらわれず、新しい夫婦の在り方として近年増えつつあるようです。
夫婦やカップルが2人で暮らしていくための、お互いの理想を満たす物件の選び方はどのようにすればいいのでしょうか?
せっかくの同棲生活なので後悔はしたくないですよね。
この記事では、二人暮らしのための間取りの選び方をご紹介していきたいと思います。
目次
・2人暮らしのオススメの間取りは?
・失敗しないポイント
・男性と女性で違う、物件に求める条件
・まとめ
2人暮らしにオススメの間取りは?
まずは同棲にオススメの間取りから紹介していきます。
新しく同棲される方は1LDKまたは2LDKを選ばれる方がほとんど。
お互いのプライバシーを重視される方や将来的に家族が増えるかもといった方は2LDKを選ぶ方が多いです。
予算的に2LDKが難しい、でもプライバシーを重視したいという方には寝室が広めの1LDKもオススメです。
失敗しないポイント
理想のライフスタイルをイメージする
家族であっても、自分以外の人と一緒に住むのは意外とストレスを感じることが多いです。
一緒に住む相手とずっと顔を合わせていても平気なのか、一人でいる時間も大事にしたいのかによって、選ぶべき部屋のタイプは異なります。
間取りを選ぶ際にはその点を注意しましょう。
立地はお互いの利便性を考慮する
お互いの職場や学校、よく行く場所などは物件を探す際にしっかり把握しておきましょう。
たとえば、どちらか一方が不便な思いで生活していると、不平等に感じられてそれがストレスになることも。
なるべく2人の行動範囲の中間あたりで部屋を探した方がトラブル回避につながります。
キッチンの広さは大事!
キッチンの広さや使い勝手はとても重要です。
1人暮らしであれば作る量も少なくてすむため、それほどの広さは必要ないかもしれませんが、2人となると別です。
誰がどのように使うのか、広さや作業スペースの使い勝手については相手とよく話し合いましょう。
荷物の量と収納スペースをチェック
狭い部屋ほど、収納の数が少ない場合が多いです。
2人の荷物が多く、思っていたよりも狭かったということも。
モノがあふれて居心地の悪い空間にならないように、荷物の量と収納スペースはチェックしておきましょう。
家賃は無理のない金額で
毎月の収入に対する家賃の割合は、多くて収入の3割くらいに抑えるのが基本とされています。
しかし、怪我や病気などでどちらか片方が家賃を払えなくなる場合もあるかもしれません。
万が一のときを考慮して、無理のない家賃の物件を選んでおくと安心です。
余裕があれば貯金や共通の趣味などにお金を使うことができます。
男性と女性で違う、物件に求める条件
一般的に、物件を選ぶ時に重視するポイントが男女で異なってきます。
2人暮らしを始めるにあたって、お互いが重視するポイントをよく話し合って物件選びをすすめましょう。
男性と女性でそれぞれの重視するポイントにランクをつけてみました。
男性のこだわり
1位:立地
立地と一言で言っても、様々です。
駅からの近さ、買い物に便利なコンビニ・スーパーへの近さなどが挙げられます。
最近は自炊をされる男性も増えてきましたが、自炊をあまりしない人にとってはコンビニやスーパーで食事をすぐに調達できることは、とても重要ポイントであるようです。
2位:家賃
間取りや暮らしやすさよりもなるべく安い家賃の部屋を借りて、貯金を増やしたり、趣味に投じるなどして生活を豊かにするという方が多くいらっしゃるようです。
また、いくら希望の条件に合う部屋があっても払えない額の家賃では生活が出来ないですよね。
まず家賃の上限額を決めて、その中で広さや間取りなど他の条件を満たしていくという人が多いことが分かりました。
3位:間取り
間取りが3位にランクインしました。
バス・トイレが別がいいという方や、リビングなどのくつろぐ場所とリモートワークで集中できる場所を分けたいという方も少なからずいらっしゃるようですね。
また、趣味のための部屋を確保したい、などの自分の時間や自分だけの空間があることをとても重視される傾向にあります。
女性のこだわり
1位:セキュリティ
女性は特にセキュリティを重視されているようですし、実際にセキュリティがしっかりした物件をオススメするようにしています。
TV付きインターホンやオートロック、防犯カメラや管理人さんが常駐されていればなお安心ですね。
また駅からの距離の近さも、セキュリティ面から重視されています。
最寄り駅からの道が明るく人通りが多いことを条件とされている方も多いです。
2位:間取り
バス・トイレ別のほうがいいという方は男性よりも女性の方が多いようです。
また、お料理をされる方はキッチンにこだわりも。
コンロが2口あることや、調理スペースがきっちり確保されていることなどを条件にされている方も多いです。
洗濯機が室内置きできるかどうかも重要ポイントです。
3位:家賃
女性の場合の家賃としては、収入に合った金額であるかということ。
あくまでもセキュリティ面と間取りを重視した上で、身の丈にあった家賃であるかがポイントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2人で暮らすためのお部屋の探し方についてお話しました。
DINKsという夫婦に限らず言えることですが、2人で暮らすということはストレスに感じてしまっては長続きしません。
物件を選ぶ際に2人でよく話し合って、間取りや立地を決めましょう。
1人の時間を楽しむための部屋は必要なのか。
2人の時間を大事にするためにLDKの居心地の良さを重視するのか。
お互いに大切にしていることや時間を無理しない程度に尊重し合える暮らし方がベストですね。