【空間づくりの要】建具のいろいろ『扉編』
こんにちは。スプリングJOURNALです。
今日は空間づくりの要になる建具『扉』についてお話ししていこうと思います。
建具とは、部屋と部屋をつなぐ開口部に取り付けられている仕切りの総称(ドアや窓、ふすまや障子など)を指します。
1日に何度も触る機会が多いので使いやすいものを選ぶとともに、お部屋全体の印象を左右する建具は家づくりにおいて重要なパーツ。
今回は、そんな「扉」についてご紹介していきます。
目次
・開き戸か引き戸か
・開き戸のメリットとは?
・開き戸のデメリット
・引き戸のメリット
・引き戸のデメリット
・折れ戸という選択肢も
・まとめ
開き戸か引き戸か
リビングなど大きなお部屋の仕切りとして前後に開閉する開き戸、またはふすまのように左右に開く引き戸のどちらかを選択するかと思います。
間取りや部屋の構造によって選択できない場合もありますが、そうでない場合は用途や使う人にあった扉を選ぶことが重要です。
開き戸のメリットとは?
1:場所を選ばない
開き戸の特徴として扉1枚分のスペースがあればどんな場所でも取り付けられます。
左右の壁を考慮しなくていいのでコンセントや装飾など自由に設置することができます。
部屋や場所は特に選びませんが、ガラス部分が大きいものは、お子さまが騒いで割れる危険性もあるので、子供部屋に使用するのは避けましょう。
2:パーツが豊富
ドアノブやハンドルなど金物の種類が豊富なものも開きとの特徴。
3:デザインの幅が広い
既製品でイメージに合うものがなかった時、リノベーションではオリジナルで理想の扉を作ることができます。
開き戸のデメリット
1:前後のスペースにゆとりが必要
開き戸を設置するときに確認したいのが、ドアを開いた先にゆとりがあるかどうか。
幅の狭い廊下でドアを開けたら通った人にぶつかってしまった…。なんてアクシデントも予想できます。
扉が密集してしまう場所では扉を開けた時にお互い干渉しないよう設計しなくてはなりません。
2:開閉の音が気になることも
生活しているときになるドアの開閉の音。
既製品では扉がゆっくりと閉まる機能がついているものもあります。
お子さまがいる家庭では検討してみるのもいいかもしれませんね。
引き戸のメリット
1:開いた状態でもスッキリとした印象に
引き戸のメリットは扉を開けている状態でも邪魔にならないところ。
玄関からリビングまで直結しているお部屋では境目に引き戸を設置することで圧迫感のない空間を実現できます。
2:簡単に扱える
開き戸よりも開け閉めが簡単です。
お子さまからお年寄りの方がいるご家庭では採用することをおすすめします。
換気がしやすく、スッキリとした印象になりますね。
引き戸のデメリット
1:防音性や気密性が低い
引き戸のデメリットとして防音性、気密性が低いことが挙げられます。
引き戸の構造上、上下にどうしても隙間が開いてしまいます。そのため開き戸に比べるとエアコンの効きが悪かったり、音が盛れやすくなることがあります。
折れ戸という選択も
主にクローゼットなど収納スペースに使われる折れ戸。
扉が邪魔になりにくい、レールがついていて開けやすいといったメリットがあることからその他の場所でも使われる場合もあります。
あまりドアのためのスペースが確保できないときのために、折れ戸という選択があることも頭の片隅に置いておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
扉のあれこれについてご紹介してきました。
扉は、「引き戸」「開き戸」などさまざまな種類があることがわかったかと思います。
お部屋の「顔」とも言える扉。
同じタイプのドアでも材質やデザイン次第で性能も変わるので、必要に応じて選択するようしましょう。
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