インダストリアルテイストの部屋にするには?
こんにちは。スプリングJOURNALです。
今日は「インダストリアルテイスト」についてお話していきたいと思います。
リノベーションの中でも人気のあるテイストの1つです。
リノベーションしようと考えている方は、わかっているようで実はぼんやりとしたイメージであることが多いのではないでしょうか?
どのようなインテリアを目指すのか?わかりにくさのあるスタイルでもあります。
そこで、今回はインダストリアルテイストについてご紹介していきたいと思います。
目次
・インダストリアルテイストとは?
・インダストリアルテイストにするためのポイント
・スプリングリノベーションの施工事例をご紹介
・まとめ
インダストリアルテイストとは?
インダストリアル=industrialとは、「工場の」「産業の」といった意味です。
もともとはこういった工場デザインの意味から派生したものでした。近年では倉庫や工場をイメージさせるインテリアスタイルを意味するように変わってきています。
コンクリートの躯体(くたい)見せやむき出しの配管などを用いた倉庫や工場を彷彿とさせるスタイルがインダストリアルテイストと呼ばれています。
インダストリアルテイストにするためのポイント
・天井や壁はコンクリートの躯体見せ
インダストリアルテイストでは、天井や壁にコンクリートの躯体見せを取り入れるのがポイントです。
リノベーションで躯体見せにするには、プラスターボードや壁紙などの仕上げを撤去してコンクリートの躯体をそのまま見せます。
コンクリートの表面の凹凸や壁紙を剥がしたことによるパテ処理の跡、工事に必要になる基準線を現した線などが気になるかもしれません。
しかし、インダストリアルテイストではあえてそのままにすることで、味わいとなります。
もしどうしても気になる場合は塗装仕上げをするのも手です。コンクリート表面の凹凸は残るので、風合いは感じられます。
・配管やダクトをむき出しにする
通常マンションの天井には電気配線や換気ダクトが通っています。
天井を躯体見せにすることでかっこよく見せることができます。
電気配線のための配管は無機質な鉄管をもちいるのが一般的です。
どの部屋にも必ずありますし、それらをあえて出すことでその部屋にしかない個性が出てきます。
・床材は無垢材のフローリングやタイル
インダストリアルテイストに合う床材は、無垢材です。
無垢材は使いこめば使い込むほどに味わい深い雰囲気となり、経年変化が楽しめるためオススメの床材です。
最近では防音材が裏張りされて遮音性の高い無垢材のフローリングもあります。
・窓はドレープの少ないカーテンやブラインド
インダストリアルテイストには、華美なアイテムはあまり合いません。
アルミのブランドを付けるか、カーテンであればヒダが少ないものにしましょう。
・カラーはモノトーン系
基本となるカラーはモノトーン系、もしくはくすんだ色合いのブラウンです。
単調な印象にしないためにも、ブラックやグレーをグラデーションで使ったりしてメリハリを出すように意識しましょう。
またシルバーのアイテムを入れることでアクセントとなりスタイリッシュな印象に仕上がります。
スプリングリノベーションの施工事例をご紹介
【タイル×コンクリート】
「ペットと過ごす穏やかな暮らし」より
コンクリートの躯体と水彩画のような淡いグラデーションタイルをセレクト。
キッチンのカラーをブラックにすることによってタイルの色味が引き立っています。
スッキリとしたデザインなので空間にとてもマッチしています。
【配管×グリーンインテリア】
「小さなおうち」より
植物や雑貨がたくさん飾れるように、窓際に針葉樹板とアイアンのハンガーパイプを使って収納棚を取り付けました。
配管を見せることで視界が一気に上に向かってオープンな印象に。
むき出しの蛍光灯や電球が似合う唯一無二な空間。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インダストリアルテイストについてご紹介いたしました。
本来であれば、設備関係をすべて隠している方が多かった住宅のデザインですが、
今ではデザインの一部としてあえて見せることでアクセントを与えてくれます。
スタイリッシュかつ温かみもあるこのインダストリアルテイストは、ありのままの素材を自由に見せることができる究極のインテリアスタイルです。
機能性・実用性を重視して、あなただけの快適空間を作り上げてみてください。