海外インテリアのような空間に。インテリアが映えるヘリンボーンの床
こんにちは。スプリングJOURNALです。
「海外ドラマに出てくるようなインテリアのお家に住んでみたい」
そんな夢を一度は思い描いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
憧れの海外風インテリアに合わせやすく、空間のスパイスとしても楽しめる「ヘリンボーン」の床を今日はご紹介したいと思います。
▼目次
・そもそも「ヘリンボーン」とは?
・床に使うとどんなメリット・デメリットがある?
・床以外にはどんな風に使うといい?
・まとめ
そもそも「ヘリンボーン」とは?
まずそもそも、「ヘリンボーン」という言葉をご存知でしょうか?
ヘリンボーンとは、柄の種類のことです。
ジグザグ繰り返す山型谷型は、魚の骨のような見た目から、ニシン(herring)の骨(bone)=herring bone ヘリンボーンと呼ばれるようになったと言われています。
元々は寄木張りの一種で、木のパーツを組み合わせて作られるヘリンボーンは、職人の技が光る意匠性の高い装飾デザインといえます。
フランスのヴェルサイユ宮殿の床にも使用されている歴史あるヘリンボーン。
日本では、杉の葉の形に似ていることから「杉綾(すぎあや)」と呼ばれ、古来より織物の伝統文様として親しまれています。
シンプルで美しいパターンは飽きが来ず、様々なインテリアとも相性が良いため、日本のインテリアとしても人気が広がっています。
床に使うとどんなメリット・デメリットがある?
メリット:デザイン性の高さ
ヴェルサイユ宮殿に使われているように、モダンかつヴィンテージ感があり、ヨーロッパの教会や広い宮殿のような、ワンランク上の高級感を演出できます。
V字形や長方形を縦横に連続して組み合せているので、シンメトリーな美しさがあります。
他とは一味違ったお部屋で暮らしたい方には、とてもおすすめです。
デメリット:費用が高い
ヨーロッパでは職人技として名が高いヘリンボーン。
1枚1枚カットして板を張っていくため木材を捨てる部分が多く材料費がかかります。
また1ピースが小さく、張るのに時間がかかるためコストが上がってしまうのです。
無垢材を使用したヘリンボーン張りは魅力的ではありますが、費用を考えると、クッションフロアやフロアタイルなどで取り入れてみるのもいいですね。
また視覚的には、部屋が狭く見えやすいということがあげられます。
海外のインテリアは面積が広く、ダイナミックにヘリンボーンを使用することができるため、視覚的な狭さはそこまで感じる事はありません。
日本においてもリビングなどの比較的面積の広く取れる空間に使うのも良いですが、最近では玄関やトイレの床など、狭い空間のアクセントとしてヘリンボーンをおしゃれに取り入れるのも人気が高まっています。
床以外にはどんな風に使うといい?
家具や雑貨
テレビボードやテーブルなどでヘリンボーンを簡単に取り入れられます。
インテリアに合った色を選べば、空間に溶け込みつつもほどよくアクセントを加えることができます。
少ない色合いでも、飽きのこない個性的な空間に仕上げることができます。
壁
ヘリンボーンは壁面に使っても魅力的な空間に仕上がります。
床材では難しいようなカラーとの組み合わせも、壁紙ではお部屋が華やぎます。
カラフルなものだったり、タイルのような質感だったりと様々なヘリンボーン柄のクロスがあります。是非お気に入りを見つけてみて下さいね。
けれど、壁面は床よりも視界に入りやすいため、取り入れるにはコツが必要です。
ごちゃごちゃとした印象にならないようにしましょう。
アクセントウォールとして一部だけヘリンボーンの壁紙にしてみたり、広い壁面に貼る場合は明るめの色合いを選んだりして、全体的に圧迫感を与えないようにするのがいいでしょう。
実際の施工事例をご紹介
インテリアが映えるヘリンボーン
【LDK】
ヘリンボーンの床とグレイッシュな壁が、落ち着いた大人の雰囲気を演出するリビングダイニング 。
【キッチン】
作業効率がよいL字型のキッチンの後ろに、家電やゴミ箱が置けるスペースも確保しました。
憧れのタイルの壁は、毎日の家事を楽しくさせてくれます。
【玄関】
斜めに開かれた玄関は広がりを感じられる空間になっていて、リノベーションならではのオリジナリティを演出しています。
もっと詳しく → 【インテリアが映えるヘリンボーン】
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ヘリンボーンについて、またインテリアとして床以外にどんな風に取り入れるのがいいかということについてお話しました。
規則的な柄が美しく個性的なヘリンボーンはおしゃれさと高級感を与えてくれますよね。
個人的にも好きな柄なので、将来自分の家を建てるときはどこかに取り入れたいと思っています。
実際にヘリンボーンの床を使った物件を見てみたい方は、お気軽にスプリノベまでご連絡ください。