コンクリート打ちっぱなしでおしゃれな空間に!メリット・デメリットも解説
こんにちは。スプリングJOURNALです。
デザイナーズマンションやホテルなどスタイリッシュな空間でよく見かける打ちっぱなしコンクリートの壁や天井。
デメリットもあるようですが、きちんと考えてつくれば快適に過ごせます。
コンクリートには他にはない味のある質感が魅力ですよね。
さて今回はコンクリート打ちっぱなしのお部屋のメリットとデメリットをご紹介していきます。
目次
・コンクリート打ちっぱなしとは?
・メリット
・デメリット
・まとめ
コンクリート打ちっぱなしとは?
コンクリート打ちっぱなしとは、コンクリートの表面に仕上げ材を使用せず、コンクリートの打ち上がったそのままの状態を仕上げとするものです。
「打放コンクリート」「打ち放しコンクリート」とも表記されます。
コンクリートの打ちっぱなしの天井や壁は、無機質でシンプルな表情をしてくれます。
一般的なマンションでは味わえないその優れたデザイン性を与えてくれます。
そのにいるだけで毎日が楽しく、特別感を与えてくれるでしょう。
1人の時間を満たされた気持ちで過ごせる空間であり、ついついお友達を招きたくなる空間であるのも、コンクリート打ちっぱなしのお部屋の大きな魅力のひとつではないでしょうか?
メリット
天井をむき出しにすることで部屋がおしゃれになるだけではありません。
部屋の解放感が増す
天井をむき出しにすることで20㎝から30㎝ほど高くなります。
またコンクリートは強度が高い為、柱が不要となります。
柱が不要になることでより広い空間を作り出すことが出来ます。
一般的なマンションでは味わえない夢のようなお部屋を作ることも可能です。
仕上げ材の選択肢が広がる
通常、壁や天井の仕上げ材はクロスや塗装と限られてきます。
ですがコンクリートの打ちっぱなしにすることによって塗装、珪藻土、コンクリート(そのままにする)と仕上げ材の選択肢が増えます。
天井は打ちっぱなしに壁はクロスにするといったことも出来てしまいます。
壁紙の張替えがいらない
通常、壁紙は時間が経つにつれ劣化し剥がれてきたり、汚れも目立つようになります。10年から15年を目安に張替えが必要になります。
塗装の仕上げの場合は塗りなおすこともできますが、年数が経った状態もビンテージ感がありかっこいい風合いになります。
デメリット
スケルトン天井にすることによってメリットだけでなくデメリットのあります。
断熱効果が下がる
天井をむき出しにすることで断熱効果が下がってしまいます。
通常屋根裏の空気層があることによって断熱効果を維持しているためです。
特にコンクリートの打ちっぱなしは夏は暑くなりやすく、冬は寒くなりやすいです。
結露が出ることもある
暖められた空気は上へと昇っていく性質があります。
コンクリートの性質として水分を多く含んでしまう性質があります。
天井をコンクリート打ちっぱなしにすると冷たいコンクリートに暖かい空気が冷やされて結露が出やすくなります。
放置しているとカビになりますのでこまめな掃除を心がけましょう。
定期的にメンテナンスが必要
コンクリート打ちっぱなしの壁や天井は穴が開いたり、ひびが入ったりしてしまう場合があります。
そのため、定期的なメンテナンスが必要なのです。
ただし、目を凝らして見ないと気がつかないほどの小さな穴やひび割れであれば問題ありません。
しかしコンクリートが割れている・大きなひびがあるという場合は、早急にメンテナンスを行うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はコンクリート打ちっぱなしのお部屋のメリット・デメリットをご紹介しました。
コンクリート打ちっぱなしのお部屋は無機質でシンプルなことからオシャレな空間として取り上げられています。
その反面「結露が発生しやすい」「定期的にメンテナンスが必要」といったデメリットもあるのです。
今回ご紹介したメリット・デメリットを踏まえ、理想とするライフスタイルと照らし合わせコンクリートの打ちっぱなしかどうか検討してみると良いかもしれません。