収納だけじゃない、ウォークインクローゼットの魅力
こんにちは。スプリングJOURNALです。
12月に入り、めっきり寒さが増してきました。
風邪やウイルスに負けずに冬を乗り越えたいと思います…!
さて、今日のお話は「ウォークインクローゼット」についてです。
ご存知でしたか?
実は引っ越しや新築をお考えの方の約8割が「ウォークインクローゼットを設置したい。」と思っているんです。
衣類以外も収納出来たり、中で着替えたりすることもできるウォークインクローゼットはメリットしかないように思いますが、しっかりと使い方を検討した上で設置しないとただの物置になってしまう…なんてことも。
そうならないためにも詳しくメリットとデメリットをお伝えしていこうと思います。
▼目次
・クローゼットの種類
・ウォークインクローゼットの魅力5選
・見落としがちなデメリットとは?
・まとめ
クローゼットの種類
クローゼットとは、洋室に設置されている衣類などを収納するためのスペースのことを言います。
衣類の収納を想定してつくられているためハンガーラックが設置されていることが多いです。
一般的な奥行きは50~60cm程でそこまでの広さがないため、寝具類や家財道具といった大型な物の収納には向いていないと言えます。
ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットとは、衣類を収納するクローゼット内に歩いて入れるほどの広さをもつ収納スペースのことを言います。
大容量の衣類のほか、寝具や旅行バッグなど大きなものも収納することができ、お家をスッキリと片付けることができます。
一般的な広さは3畳ほどで、こちらもまたハンガーラックや可動式の棚が設置されていることが多いです。
ウォークスルークローゼット
ウォークスルークローゼットとは収納スペースの両端に扉が設置されているクローゼットのことです。
簡単にいえば、通り抜けができるクローゼットのこと。
生活動線を活用した収納スペースであり、スムーズに衣類や荷物の出し入れをすることが可能です。
一般的にはお部屋とお部屋の間につくられることが多く、二方向から出入りができるため視覚的にも動作的にも広がりが生まれる構造になっています。
ウォークインクローゼットの魅力5選
衣類を一か所にまとめられる
普通のクローゼットよりも収納力が抜群なため、衣類を一か所にまとめることができます。
ファミリークロゼットにして家族の衣類をすべてまとめてしまえば、洗濯のあとも楽ですし、どこにいったか探さなくてすみます。
全てしまっておけるため余分な家具を置く必要がなく、その分の生活スペースを広く取ることができ、お部屋がスッキリします。
地震などの災害時に重い収納ケースなどが倒れてくる恐れもなくなります。
衣類以外の大きなものも収納できる
衣類以外にも、旅行バッグやスーツケースといった大型のものや、寝具の他、くつや雑貨小物に至るまで全て収納することができます。
衣替えをしなくてよい
季節ごとにいちいち衣類を入れ替えるのはなかなか大変な作業です。
ですが、ウォークインクローゼットなら、季節別の置き場所さえ決めておけば衣替えをする必要もありません。
更衣室としても利用できる
人が歩いて入る事の出来るスペースがあるため、中で着替えてしまうことができます。
中に鏡を置いておけば、コーディネートもしやすく、身支度がスムーズになります。
見落としがちなデメリットとは?
魅力がいっぱいのウォークインクローゼットですが、実は見落としがちなデメリットもあります。
きちんとデメリットも理解した上で検討しましょう。
通路や角がデッドスペースになる
中に歩いて入ることができるということは、通路スペースが必要になるということです。
人が立つスペースには当然ですがモノを置くことができません。
十分な広さが取れない場合は、ウォークインクローゼットは逆に使いづらくなってしまいます。
また、角部分などもデッドスペースになってしまいがちです。
使用頻度の低いものを置くなどして、スペースを有効活用しましょう。
風通しが悪くなる
たくさんの衣類やモノが収納されることにより、暗くなったり風通しが悪くなります。
風通しが悪くなると、結露が生じやすくなったり、カビが発生しやすくなったりします。
結露しやすい北側の外壁面を避け、換気用の窓をつけるなどしましょう。
また、電灯も必要になるため、わずかではありますが光熱費がその分かかってしまうことも忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
生活スペースをスッキリとさせる事ができるウォークインクローゼットは、お家にあると生活が便利になる設備の一つです。
ですが、沢山のモノをただやみくもにつめこむだけでは、スペースの有効活用ができません。
例えばハンガーラックには服の長さごとに分けて吊るしたり、下部にはその長さに合わせたカラーボックスや引き出しなどを設置して整理したりと、ひと工夫をすることで、より使いやすく便利な収納になります。
ウォークインクローゼットをご検討の際は、メリットやデメリットを理解して有効的に活用して下さいね。