こんにちは。スプリングJOURNALです。

 

スプリングライフの新しいHPがついに公開となりました。

これからもスプリングJOUNALでは、リノベにまつわるお話や現場のことなど色々なことをお届していきたいと思っております。

どうぞお付き合いくださいませ。

 

 

今日は、照明のお話です。

照明の配置ひとつで、空間の雰囲気はまったく違うものになります。

実は奥が深い「照明の世界」。

後から追加していくこともできますが、基本的なところは設計段階で考えなくてはなりません。

見落としがちだけれど重要な照明計画で失敗しないためにも、照明の種類や効果、注意点についてご紹介していきたいと思います。

 

 

 

▼目次

・照明の種類

└主照明

└補助照明

・照明の色について

・設置の際の注意点

└スイッチの配置

・まとめ

 

 

 

照明の種類

照明は大きく分けて２種類の照明があります。

一つの部屋にひとつの照明というイメージが強いかもしれませんが、オシャレな照明空間に仕上げるには複数の照明を使用した「光の組み合わせ」が重要となってきます。

 

空間に「明るいところ」と「暗いところ」をもたせることにより、部屋全体の立体感を演出することができます。

メイン照明を決めた上で、その部屋での目的を考えて、必要な場所に補助照明を追加していきましょう。

多灯分散することで、不要な照明を使わないので省エネにも繋がります。

特に、ダウンライトやブラケットなどシンプルな補助照明を使用することで、全体的な費用の削減につながります。

 

主照明と補助照明、この２つを組み合わせて素敵な空間を演出してみましょう。

 

 

主照明

部屋全体を照らしてくれる主照明。

オシャレな空間を演出するには、主照明の影を少し残すよう少し暗めにするのがポイントです。

部屋の用途に合わせた照明を見つけていきましょう。

 

 

 

シーリングライト

最も一般的な照明ではないでしょうか。

天井に直付けする照明です。天井に用意されているコンセントに引っ掛け利用するのが一般的です。

 

 

シャンデリア

天井からチェーンなどで吊り下げて使用する多打型照明です。

天井の高い空間や吹き抜けなどによく用いられます。

 

 

主照明ダウンライト

天井に埋め込んで使用するタイプの照明。

目立たないシンプルな造りなので、天井が低めの部屋に向いています。天井がスッキリ見えるのが特徴です。

シーリングライトと同じくらい一般的に使われるライトです。

 

 

 

ペンダントライト

天井からコードで吊り下げる照明です。ダイニングなどでよく利用されるケースが多いです。

デザインの種類も多く、インテリアに合わせてコーディネートすることが出来ます。

 

 

 

 

補助照明

補助照明をつけることで、空間に奥行きを持たせることができます。

補助照明は備え付けでなくても自由に配置できるものもありますので、バランスを考えて設置しましょう。

 

 

スポットライト

絵画や額など対象の物に対し、強い光で演出してくれる照明です。

天井や壁に取り付けたりします。

光の方向が自由に変化させられるのも特徴です。

 

 

ブラケット

壁面に取り付ける照明で主に部分照明として使います。

壁面を明るくすることで、部屋に奥行きが生まれます。

 

 

 

フットライト

床の近くの壁に埋め込み、足元を照らしてくれます。

階段や廊下などに設置することが一般的です。

 

 

 

照明の色について

 

照明には様々な色の種類があります。

使う場所や、作りたい雰囲気に合わせた選び方ができると素敵なお部屋になります。

今回は主な3つの色を紹介致します。

 

 

電球色(でんきゅうしょく)

暖色系でオレンジ色の温かみのある光の色です。

リビングなどのリラックスできる空間にぴったりです。

 

 

昼白色(ちゅうはくしょく)

太陽の明るさに最も近い自然な色合いです。

自然な明るさになるため、どんなお部屋にも合わせることができます。

お化粧をする場所や服を選ぶお部屋などにあると、外に出た際の色味の差などがあまりなくなるのでおすすめです。

 

 

 

温白色(おんぱくしょく)

電球色と昼白色の中間の色味であり、くつろぎと作業性を兼ね備えた程よい色味の光です。

温白色はどちらかといえば電球色と色味が近いため、一つの空間で違う色味の照明を使う場合に使われることが多いです。

例えばLDKの場合、リビング・ダイニングは電球色、食材の色味などをしっかりと見たいキッチンには温白色というように使い分けます。

 

 

 

 

設置の際の注意点

スイッチの配置

スイッチの配置も頭を悩ませる一つではないでしょうか。

日々使うものなので、使い勝手を良くするための3つのポイントをご紹介します。

 

 

扉の裏になるところに配置しない

扉を開いた裏側にスイッチを配置してしまうと、扉を閉めてからスイッチを押さなくてはいけなくなり、使いづらくなってしまいます。

ドアの開く側と反対側に配置するのが良いでしょう。

 

 

家具の配置を考える

住宅を建てる際に意外と見落としがちなのが、家具の配置。

スイッチは必ず家具を置かない場所に設置しましょう。

当たり前のように思えますが、意外と気が付かないポイントでもあります。

 

 

スイッチを連動させる

例えば、リビングでつけた電気をキッチン側でも消せるように。

生活動線に合わせて複数の箇所でスイッチを連動させておけば、使い勝手はかなり良くなります。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

お部屋の雰囲気を左右する照明。

地味なようで実は重要なポイントです。

暮らしやすい毎日を送るためにも、しっかりと考えられた照明計画をしていくことをおすすめします。

ライフスタイルに合わせたお洒落で快適なインテリアを、照明で完成させましょう。